■スケジュール紹介

TOCfE国際認定プログラム4日間のスケジュールを前半、後半に分けて紹介します。
※本スケジュールではオプションは除いて紹介します。

なお、オプションを含めたスケジュール全体像は次から確認できます。
TOCfE国際認定プログラム+オプションスケジュール(クリックでリンク)

■当日の会場

当日の会場はこちらです。
かでる2.7(北海道立道民活動センター)
↑クリックでかでる2.7サイトに移動します。

4日間の会場は、次の部屋となります。最終日だけ違いますのでご注意ください。
1日目(9/22):1020会議室
2日目(9/23):1020会議室
3日目(10/6):1020会議室
4日目(10/7):310会議室

■1.前半(9/23(土)~9/24(日))

前半の流れは次のようになります。

TOCfE国際認定プログラムでは、次のテキストを使用して学習を行います。こちらのテキストは(当然ですが)初日に参加者へ提供されるものです。

なお、学習する各種ツールのイメージは次のページから確認ください。
関連イベント(クリックでリンク)

前半の最初となる1日目では、出来事や主張の原因とその結果を論理的に整理して順序立てる事に役立つ「ブランチ」を学習します。
TOCfE国際認定プログラムでは、次のような手順を用いることで1つのツールを深く学んでいきます。
・(講師が)やってみせて教える
・ガイド付きで質問に答えながら考える
・ガイド付き練習
・個人練習
・ふりかえり
・フィードバック
・評価

練習問題が用意されており、それぞれ検討の流れを例で見ながら把握して、自分で考えながら理解を深めます。さらにグループで検討結果を議論することで、さらにツールを学ぶことができるようになります。

こうして、1日目はそのツールの基本形ともいえるブランチについて集中して学びます。

TOCfE国際認定プログラム北海道の1日目に終了後に簡易な懇親会を実施します。こちらの懇親会はTOCfE国際認定プログラムに参加された方は無料で参加できるものです。お互いの交流を通じて残り3日間学び合うメンバーと仲良くなりましょう!

前半の2日目では、「ブランチ」で論理的に整理した結果について1つずつ評価する方法を学びます。こちらの技術は「CLR(Category of Legitimate Reservation)」と呼びます
日本語では「ちゃんと考えていない思考の4台ケース」と言っていますが、表現や論理の甘い部分に対する質問集だと考えて頂ければ良いです。

こちらのCLRはブランチをより洗練するだけでは無く、3日目や4日目の各種ツールをよりよいものにするためにも役立ちます。
こちらも、1日目と同じように複数の練習問題を活用して少しずつ理解を深めながら学んでいきます。

TOCfE国際認定プログラムでは、講座のみでは無く毎日宿題が発生します。この宿題の結果を次の日の朝に全員で共有しながら議論をすることで、さらに理解を深めていくということも行っていきます。
人によっては、(非公式含めた)懇親会で出てきたテーマをその場で付箋で検討して次の日に宿題として提出される方もおります^^

■2.後半(10/6(土)~10/7(日))

後半の流れは次のようになります。

後半スタートの3日目は、「クラウド」というツールを学びます。(ブランチもですが)IT系なお仕事の方は勘違いしてしまいそうな名前ですが、こちらはツールの名前です。
こちらのツールは問題につながる対立構造を特定および分析するために役立ちます。このことによって問題を発見して解決策を見つけることができるようになります。
クラウドはとても強力なツールですが、その分何度も繰り返しの練習と理解が必要となります。練習問題と議論を通じて深い理解につなげましょう!

なお、TOCfEの懇親会では講師が非公式懇親会に毎日参加するということが発生します。(1日目にも懇親会終了後に飲みに行くかも…)
体力的に厳しいかもしれませんが、懇親会で学びを深めることもできます。特に、飲みながら付箋を使ってその日に学んだことを使って検討ということも多く発生します。
懇親会が好きな方であれば、是非とも参加検討ください^^
※ただ、毎日飲み過ぎて学習ができない状況となってしまうのはNGですよ!

最終日となる4日目では、実現が難しい野心的ともいえる目標「アンビシャスターゲット」を達成するための計画を立案するツールを学びます。学習する「アンビシャスターゲットツリー」では、人は目標を考えた際に「こんな理由でできないなー」という「障害」をたくさん提示できるという傾向を逆手にとり、障害をすべて解決する筋道を構築すれば目標に達成できるという考え方で検討を進めます。

4日目は、これまでに学習したブランチやCLRの考え方も多数活用します。実際の活動に役立つ計画を学習して4日間のプログラムは終了です。
なお、TOCfE国際認定プログラム北海道4日目の昼食は、北海道のお弁当を用意して4日間をふりかえりながら全員で食事することを予定しております。参加は任意となりますが、全員が参加して議論ができることを期待しております!

そして、4日間の終わりには認定証授与を行います。これによって国際NPO TOC for Educatin, Inc 認定「思考及びコミュニケーションツールトレーニング」修了となります。

4日間では学びきれないことも多いですが、本プログラム後は仕事や実生活に学んだツール、技術を活用できるようになります。実際に4日間のプログラム後に試してみた結果として成果を出している人たちの事例もたくさんあります。(下記参考のリンクで確認ができます)

参考:プログラム後に試してみた結果の例@TOCfEシンポジウム(クリックでリンク)

この4日間のプログラムで「ちゃんと考える」力を得て、より「考える」ことができるようになりましょう!
そして仕事や普段の活動に役立てることができ、充実した生活を送ることができるようになれば幸いです。